「コスパ重視」派にオススメ!エンジンオイル『MOTUL EXFREED』
皆様、こんにちは。松山店のゴーストライターSです。
今回はエンジンオイルの紹介です。
MOTUL EXFREED 10W-40
こちらのオイルは日本市場専用銘柄で、実店舗のみでの販売です。
100%化学合成油で、イワサキ売価では1Lあたり2585円。
『MOTUL』(モチュール)とは
フランスを本拠地にしているオイル・ケミカルメーカーです。
様々なモータースポーツのサポートに積極的なことでも有名で、
そのサポートで得られた情報は市販品にもフィードバックされています。
『MOTUL』といえば
世界最高峰の耐久レース『FIM世界耐久選手権』
世界最高峰のラリー『ダカールラリー』
等に参戦する強豪チームの多くが採用しています!
「日本市場専用」「実店舗のみでの販売」ということで興味を持ち、
筆者のマシン・CRF1000Lアフリカツインに投入しました。
筆者、オイルを購入し、自宅で作業。オイルフィルターも交換。
予想外の事態に見舞われつつも、なんとか作業完了し、いざ実走!
通勤、街乗り、ワインディング、高速道路・・・
EXFREED投入後、3000km走ってみて、筆者の感想を二言でまとめると
「コストパフォーマンス良いぞ!」
「お財布しんどい時のオイル、コレにしようかな・・・?」
最初は「純正より良かったらラッキー」くらいに思っていましたが、
良い方の意味で「あれっ!?」と思う場面が多かったです。
通勤や街乗りでは、純正オイルとの違いをあまり体感できませんでした。
強いて言うなら
「純正オイルよりシフトタッチがちょっと柔らかいかな・・・?」
と感じたくらいです。
そんな中、淡路島でバイク関連のイベントが開催されるという情報をキャッチ。
・・・というわけで、
筆者が拠点を置いている愛媛から淡路島まで往復520km走行しました。
高速道路をガッツリ走るような使い方は「ギリギリ」ではなく、
思いの外《余裕》のように思えました。
アフリカツインで4000r/min辺りまで回しても
「もう少し回しても大丈夫そう」と思える《余裕》のある感じです。
筆者がたまーに使う純正オイルで4000r/min辺りまで回すと、
けっこう「頑張っている」感じが出てくるんですよねぇ・・・。
(理論上、全っ然問題無いのはわかっているのですが(^^;) )
試しに、ワザと低めのギアを使って5000r/min辺りまで回してみました。
この辺りになると、ちょっとキツそうに思えましたね・・・。
マシンによるとは思いますが、サーキット走行はキツイかも・・・?(汗)
これらを踏まえて、筆者の中で情報を整理してみました。
エンジンフィーリング:純正より好みに近い。
シフトフィーリング:純正よりシフトタッチがちょっと柔らかい?
ライフ(劣化の速さ):普通。
価格設定:純正より安い。
↓
結論「あれっ!? コスパ、めっちゃエエやん!」
・・・といった感じでございます。
ちなみに、筆者が見舞われた「予想外の事態」とは、ボトルの形状です。
7100や300V等、大半のMOTUL製オイルのボトルにはノズルが内蔵されています。
キャップのフタを引っ張り出すと、ノズルが生えて出てくるようになっているんですね。
↑
こんな感じです。
しかーし!
EXFREEDに限っては、そうもいかなかったのです。
まずは結論。
EXFREEDでのオイル交換をDIYでする時は、
ジョウゴかオイルジョッキを一緒に用意してください。
ジョウゴもオイルジョッキも無い状態で
EXFREEDのオイル交換作業に手を出すと大苦戦します。
その理由はこちら。
↓
赤いキャップを外すと、銀紙が貼ってあるだけなんですね。
手で剥がせないくらい強力にくっついていますし、
けっこう丈夫な材質なのか、手や爪で破ることもできませんでした。
剥がせたとしてもボトルの口経が大きいので、
オイル注入時にドバドバこぼれる可能性大。
筆者、ジョウゴもオイルジョッキも持っていなかったので、大苦戦・・・(涙)。
この時は、カッターで銀紙に穴を開けてムリヤリなんとかしました。
(ちなみに、穴を開ける位置や大きさも試行錯誤しました。写真の穴の位置・大きさは、筆者的にはNGです。)
・・・・・ちょいと話が逸れてしまいましたが、
筆者の見解としましては、このEXFREED
《通勤等の「日常の足」から、
「休日のちょっとしたツーリング」までは十分守備範囲に入っている》
と思います。
ありとあらゆる物が値上がりしているこのご時世。
100%化学合成油は「1L3000円超え」が
当たり前のようになってきているこのご時世。
あの『MOTUL』のエンジンオイルを
1Lあたり2585円で買って使うことができるんです。
お財布にメチャメチャ優しい金額ですね。
次回のオイル交換では
MOTUL EXFREED 10W-40
検討してみてください。
それでは、今回はこの辺で失礼いたします。