江沼『ThreeD』チェーンでリフレッシュ&バージョンアップ!?
皆様、こんにちは。松山店のゴーストライダーSです。
今回紹介したいのは・・・

『ThreeD』チェーン
『EK』でお馴染みの江沼チヱン製作所が最新の加工技術を採用して誕生したのが
『ThreeD(スリード)』。
精密鍛造加工で強さと軽さの両立を行い、部品や組立の制度を上げることで、パワーの伝達効率の向上を実現した―――とのことです。
筆者のマシン・CRF1000Lアフリカツイン(2016年モデル・MT車)に装着しています。
筆者が装着しているのは『525Z』シリーズ。
このThreeDチェーン
『値段は高い! でも、伸びにくい!
マシンの挙動がちょっと軽やかになった―――
気がする・・・(;^_^A』
というのが率直かつ総合的な印象です。
筆者が最初の純正チェーンから、このThreeDチェーンに交換して走って、
真っ先に感じたのは「アクセルオンで”気持~ち”シャキッと加速してくれる」。
「加速が”気持~ち”軽やかになった」という表現でもいいかもしれません。
ライフ重視(”持ち”重視)という理由で、スプロケット交換は敢えて前後共に純正から純正にしました。変わったのはチェーンのみ。
それでも加速の度合いの違いは、少しではありますが体感できました。
実は、筆者のアフリカツインに現在着いているThreeDチェーンは2代目です。

初代ThreeDチェーンで3万km以上走行しましたが、明らかに「伸びてるな~」という感じはありませんでした。
筆者の場合、チェーン交換の原因は、シールの断裂です。
過去の記録(お店で貰う明細)を漁ってみると、3万km以上走っていたこともわかった―――ということです。

ここからは数字の部分に触れていきます。
メーカー公式サイトに100リンクの重さが『概略重量』ということで記載されています。
アフリカツイン同じ排気量である1000ccという前提条件でチェーン自体の重量を比較。
EKブランドで525サイズの1000cc対応となると『ZVX3』シリーズが該当します。
筆者のアフリカツインにはThreeDの『525Z』が装着されているので、その両者で100リンクあたりの重量を比較してみます。
EK 525ZVX3:2.05㎏
ThreeD 525Z:1.9㎏
理論上、差は150g(0.15kg)。

アフリカツイン(2016年モデル・MT車)の純正サイズ・リンク数は525サイズの124リンク。
ここでは計算を簡単にするために、120リンクで計算して比較してみます。
EK 525ZVX3:2.46kg
ThreeD 525Z:2.28kg
理論上、重量差はおよそ180g(0.18kg)
参考ではありますが、コンビニのおにぎり(パリパリした海苔のタイプ)が
1個あたり100~120gくらいといわれています。
ほんの100g台の変化ではありますが、
そしてなかなかの出費でしたが(涙)、
筆者は良い方向での変化を感じることができました。ワインディングでのコーナーの立ち上がりや高速道路での加速が少し軽やかになったように感じます。
「このメーカーのこのシリーズのチェーンは伸びにくい!」
と言われるメーカーや製品は色々あります。
しかし、「伸びにくさ(持ち)」と「軽さ」を両立しているのは
ThreeDくらいではないでしょうか・・・?
チェーンは消耗品ですので、
交換のタイミングで思い切って『ThreeD』チェーン
選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、250cc~1100ccに向けて、従来のThreeDより少々価格を抑えめにした
『ThreeD LUXE』
というシリーズもあります。
詳しくは店頭スタッフまでお気軽にご相談ください。